top of page
  • 執筆者の写真Yukanuntiusel

自己流モーションめいきんぐ

更新日:2019年1月18日






この超絶めたくそシンプルな「見上げる」だけの簡単な動作ですが。

ほんと説明が少なすぎて参考になるかわかりませんが簡単に自分のモーション制作過程

作りました。

モーション自体の作り方というより「なんでその動きをするのか」の解説みたいな奴です。




GIFアップロードの容量の関係上文字送り早すぎで見づらいのは許してください…

これだけだと全然分からない気がするので補足



1.だいたいの体の動きを付ける。どういう動きをしたいのかをだいたい決める。


2.視線がどう動くのか、動きの流れをだいたい決める。

目の動きに合わせ瞼や眉をだいたい動かす。


3.動きをだいたい決めたら視線の動きをちょっと細かく作る。この場合

ふと対象物を見ようと見上げた後、対象物を視野に入れ観察している

という設定をイメージしつつアイダート(観察時の目の細かな動き)を入れる。

「ぽけーっとしてて、ふとすぐそこの店の看板見た」感じです。そんなノリです。

「見よう」として顔を上げるため頭より目が先に動くのがポイントです。

動く出だしが早いほど「見よう」とする意思がはっきりしてるのが伝わります。

逆に頭が先に動くと「見るのを一瞬躊躇する」ように見えます。

この場合「ふと」って感じなのでそんなに早くないですね。

そして目は対象物を捉えた後、対象物の全体像を捉えようとしてあちこち動きます。

目に映った像を頭の中で結合させるためです。

4.全体の動きと表情などのタイミングを調整しつつ作りこむ。

目の動きに合わせ頭を少し連動させます。そうするとより観察してるっぽさが出ます。

デフォルメなのでリアルより少し大げさめでも多少大丈夫かと。



だいたいこんなこと考えながら作っています。

日本ではアイダートしている表現ほぼ見たことないので知らない方が大半かと思われますが

海外アニメなどではこのアイダートの動きを、言葉では一切表現しないキャラクターの

心情表現などの一つとしてよく用いられています。

(対象物に対し 観察、疑心、戸惑い または 嘘をついている等状況によっていろいろ)

また、視力がある以上生物は常時細かく目が動くため生命感を出すためにも

必ず入れられています。特に3DCG作品では顕著にアイダートさせてるのが分かります。

個人のアニメーション作品でも動いているのをよく見る限りあちらでは

やっぱりちゃんと細かく動くのがデフォルトなんでしょうか。

本当表情の力の入れ具合が物凄いですね。控えめに言ってだいしゅきです。


ぜひ実際にいろんな作品見てみてください。

なぜ目がそう動いたのか考えながら見ると見えてなかった面が見えてくることもあって

面白いですよ。個人的にはPixarやSony Pictures Animationあたりの作品がオススメです。


とまぁ熱がハイになって延々語りだす前にストップして

実際にモーションデータ見てもらった方が早いかなということで

モーション配布しまs


と思って保存したつもりが保存できてなくて

見事に0フレーム目のデータしか残ってませんでした…pmmも保存シテナイヨ…悲しいなぁ…

配布は… また……別の機会に…






というわけでせっかくなのでついでに動画の一部メイキングもまとめておきます。

12月25日のスタンザ誕用に作った動画で、これの演出シーンの一部は

モーションキャプチャーを使っていますが基本的にやってることは同じです。










一応フェイシャル周りの戯言集こちらにまとめてあるのでどうぞ

気まぐれに増えます。たぶん。



フェイシャル始めて1年くらいで全然未熟モノのくせに

偉そうなことばっか言っててほんともうすみません。

少しでも参考になれば幸いです。

自分は体の動き全然作れないのでフェイシャルやりつつ

これからは体の動きもちょっとずつ作れるように頑張りたいと思います。

モデリングは気まぐれに。


以上。

閲覧数:268回0件のコメント
bottom of page